2012年5月5日土曜日

ジャンピングスマッシュでしっかりとした体重移動ができません。どうすれば体を跳...

ジャンピングスマッシュでしっかりとした体重移動ができません。どうすれば体を跳んでいる間にまわせるのでしょうか?

今はほとんど手打ちジャンピングスマッシュになってしまいます







いきなりラケットを持ってジャンプスマしてませんか?モノには順序があるということ、でそのプロセスを説明します。



1)最初からラケットを持たず、最初はシャトルを持ってジャンプしてシャトルを投げる練習をしましょう。そのイメージはバレーボールのアタックと同じ要領です。つまり、、、ジャンプ(垂直にジャンプ)と同時に背筋を使って体を弓なりの反らす、この時、利き腕とは反対の腕(右利きなら左腕全体)を「時計の2時方向」に向けてバランスをとること→ジャンプの最高到達点で一瞬止まる→その「一瞬止まった」時に、弓なりに反った背筋の反動を利用して、体全体でシャトルを投げる(シャトルを斜め前の床に叩きつけるイメージ)、それと同時に反対の腕のヒジをグッと上腕のワキに引き寄せる→フォロースルーは「利き肩」をグッとかぶせる。この練習を部活練習中に10~20回行う(それ以上の回数は必要なし)+毎日その練習を行う。一度に50回100回やっても身に付きません。ボディーバランスが1日にして取れないからです。毎日少しづつ続けることが大切です。毎日続けることによって体が勝手にボディーバランスを覚えてくれるのです。その感覚をはっきり自分が確信するまで続けましょう。ポイントは「一瞬止まる!」です。またこの練習の前提条件として、フォームを崩してチカラまかせに投げてはいけません。ジャンプスマは打てたが「シャトルがサイドラインを割ってしまった」になるからです。併せてオーバーヘッドのフォームもチェックしましょう。



2)上記練習を3日間続けたら、今度はラケットを持って同じことをしましょう。シャトルは必要ありません。回数も同じことを10~20回行えば十分です。もちろん1)の「シャトル投げ」も確実にバランスが身に付くまで行いましょう。つまり、1)の3日後にはもうひとつメニューが増え、1)と2)の併用練習と云うことです。それを一週間続けましょう。最初から1)と2)を並行して練習するのもアリですが、その時は1セット10回づつやれば十分です。



3)そしていよいよラケットを持ってコートに入り、相手コートから高いロブを上げてもらい、ジャンプスマでシャトルを打ってみましょう。もちろん最初はうまく打てません。そのような時はもう一度最初から、1)→2)→3)の順で反復練習しましょう。「体で覚える」ためには毎日の反復練習、持続したモチベーションが必要になります。



「体重移動」と云うのはジャンプ時に「やや前」に飛ぶイメージを指しているのだと思いますが、それは上記の「垂直に飛ぶ」ボディーバランスをマスターしてから行いましょう。つまりはその応用なのですが、動きながら「飛ぶタイミング」と、相手からの返球の速さ・高さ・方向によって「シャトルを捉えるポイント」の問題が新たに加わるからです。そのポイントは個人個人微妙に違ってきますが一般的にクリアと同じ、時計の「11時」の地点でシャトルを捉えるのが基本なのですが、まずは静止して立っている状態から垂直に飛ぶことを覚えて→次はコートのセンターポジションからまっすぐ後ろに1~2歩下がり、両足を揃えて垂直ジャンプ→次はサイドに移動して同じことを、、、、、という風に練習、それによって「どこでジャンプをすれば11時の地点でシャトルを捉えられるのか?」を体で学んでゆけば良いでしょう。



「跳んでいる間にどう体を回すのか」のイメージがよく解りませんが、基本的にハスになった状態からジャンプする訳で、ジャンプスマ後に着地した時点で腰が約1/4回転している、あくまで運動メカニズムのごく自然な「結果」であるため、最初から「回す」ことを意識して計算に入れジャンプする訳ではありません。もしそのようなことをやったとしたら、シャトルにパワーが伝わらないばかりか、コントロールも利きません。



という訳で、、、さあ!いまからシャトルを持って、外に出て、練習練習!








まずはシャトルなしでフットワークに素振りを付け足したトレーニングをするといいです。





電子タイマーなどのメトローム機能を使ってリズムに合わせて動けるようになると試合でも動けるようになると思います。

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